更新日 2026.10.20
スキーレビュー · Head · 25-26 シーズン

e real joy レビュー

Head e.Real Joy(25/26)のレビュー。ウッドコア、EMC F、Better Balance、121/75/107 mm、ラディウス9.6〜13.1 m、Joy 9 GW SLR。長所、短所、スペック。

スペック5 レングス · タップで切替
ウエスト
75mm
全レングス共通
トップ
121mm
全レングス共通
テール
107mm
全レングス共通
ラディウス
13.1m
レングスにより異なる · 9.6–13.1
1本あたり重量
1770g
このレングスのみ

概要

Headは25/26シーズン、このスキーをJoy 9 GW SLRビンディングとのセットでe.Real Joy(e-Real Joyとも表記)として販売していました。女性用Joyラインの中級75 mmピステモデルで、エントリーのPure Joyの一段上に位置します。26/27では「e」が外れ、Head Real Joyという名前になりました。Snowleaderが25/26のe.Real Joyについて公表した数値(121/75/107 mm、ラディウス9.6〜13.1 m、163 cmで片足1770 g)は、Headの現行Real Joyページと長さごとに一致しています。Head自身は25/26モデルを、小回りが利いて楽しいピステのパートナーと紹介しています。

雪上パフォーマンス

e.Real Joyは小回りから中回りを中心に設計されています。ラディウスは143 cmの9.6 mから163 cmの13.1 mまでで、どの長さでもe-Super Joyより小さく曲がります。Headによれば、25/26モデルは新しいサイドカットとランプ角を採用し、ターンの始動を楽にし、女性が疲れにくくなるようにしたとのこと。Snowleaderは硬さを5段階中3、対象レベルを中級としています。スペック上は、大きな力をかけなくてもエッジに乗り、ずらしたターンや遅れたターンも許してくれるスキーで、技術が上がればウッドコアの反応がきれいなカービングに応えてくれると考えられます。20%のトップロッカーがターンの入りを滑らかにし、80%のキャンバーが硬いバーンでのグリップを保ちます。オフピステは得意分野ではなく、75 mmのウエストと柔らかめのフレックスは整備されたピステ向きです。

構造とスペックの解説

Headの説明ではポプラ材のウッドコアとされています。Snowleaderの掲載ではさらに詳しく、カルバ材とオーク材のコアをグラフェンとKoryodの層で挟んだ超軽量サンドイッチ構造で、HeadのLYT Techとして扱われています。Power Sidewall Jacket Constructionはグラスファイバーの外装とABSのエッジ部を組み合わせたもの。EMC Fはスキー前部にピエゾセラミックの制振素子を配置し、Better Balanceのベースは全長さで立つ面を0.75°傾けています。ソールはStructured UHM C、プロファイルはトップロッカー20%、キャンバー80%のAllride Rockerです。

サイドカットは5サイズ(143、148、153、158、163 cm)すべてで121/75/107 mm。ラディウスは9.6 m(143)、10.4 m(148)、11.3 m(153)、12.2 m(158)、13.1 m(163)。重量は163 cmでビンディングなし片足1770 gです。プリマウントのSLRベースにJoy 9 GW SLR(DIN 2.5〜9、Snowleaderによれば1台715 g)が付くシステムスキーで、ツーリングには対応しません。

誰に向くか、競合との比較

e.Real Joyは、青や赤のコースを自信を持って滑り、ずらしのターンから本格的なカービングへ進みたい女性に向いています。初心者はより柔らかいHead Pure Joyの方が快適で、スピードでのグリップをもっと求める人は、e-Super Joyの26/27名であるHead Super Joyへステップアップできます。最も近いライバルはBlizzard Phoenix 76 caで、同じく金属なしのウッドコアのシステムスキー、ウエストは1 mm広く、165 cmで13 mのラディウスです。Volkl Shine 76は161 cmで14.2 mとラディウスが長く、大きめのターン向き。Atomic Cloud c9はウエスト72 mmと細く、こちらもカービングへ進む女性向けです。

良い点、注意点、結論

良い点

  • どの長さもラディウスが短く(9.6〜13.1 m)、小回りが楽。
  • Better Balanceのランプ角とトップロッカーでターンに入りやすい。
  • ウッドコアはエントリー向けの合成コアより手応えがある。
  • Joy 9 GW SLRビンディングが付属し、SLRベースに装着済み。
  • 26/27のReal Joyと同じ形状と重量。

注意点

  • 最長は163 cm。背の高い人や体重のある人はSuper Joyの168 cmが欲しくなるかもしれない。
  • 片足1770 g(163 cm)で、Joyラインの中で最も軽いわけではない。
  • 75 mmのウエストはオフピステではあまり役に立たない。
  • 上級者には柔らかいフレックスが高速で物足りない。
  • システムビンディングのみで、ツーリングには対応しない。

結論: e.Real Joyは25/26 Joyラインの中級カービングスキーで、HeadがいまReal Joyとして販売しているのと同じスキーです。寛容で小回りの利くピステスキーでカービングを覚えたい女性に向いています。

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