更新日 2025.11.07
スキーレビュー · Atomic · 25-26 シーズン

Cloud c9 レビュー

Cloud C9 Revoshock Lightの客観レビュー。整地での感触、エッジグリップ、速度上限、サイズ選び、Cloud C7・Cloud C12との比較を網羅。

スペック4 レングス · タップで切替
ウエスト
72mm
全レングス共通
トップ
116mm
全レングス共通
テール
101mm
全レングス共通
ラディウス
13.1m
レングスにより異なる · 11.5–13.9
1本あたり重量
2440g
このレングスのみ

想定ユーザーと第一印象

本機は整地メインのスキーヤーに向けた、軽量で許容度が高く、それでいて正確に刻めるカービングモデルです。軽さは小回り〜中回りを楽にし、Revoshock Lightは混雑したバーンでの微振動をしっかり吸収。プログレッシブなフレックスはミスを受け止めつつ、上級者のクルージングにも十分なエッジグリップを提供します。柔らかめの雪でコース脇を覗く余裕はあるものの、真価は整地。快適性、綺麗なターン後半、1日滑っても疲れにくい点を重視する方に好相性です。

整地でのカービングとターン性

アイスバーン寄りでも72 mmウエストは切り替えが非常に速く、ショートターンのカービングに自信を与えます。Active Camberにより有効エッジが長く、少ない入力でグリップを得やすいのが持ち味。各長さの短めサイドカットはリズミカルな小気味よい弧を描きつつ、ターンを引っ張っても落ち着きを維持。トップは素直に噛み、テールはクリーンに抜けます。レーシングほどの爆発力はない代わりに、長時間でも扱いやすさが光ります。

安定性・減衰・現実的なスピード上限

真の立役者は減衰性。Revoshock Lightが細かなバタつきを効果的にカットし、軽量さ以上に落ち着いた乗り味を実現。チタンスタビライザーは速度域が上がってもエッジホールドを支えます。ただし上限は現実的。非常にアグレッシブな滑りや夕方の荒れたバーンで最高速を狙うと、ややナーバスさが出て軽さゆえに押し戻されることも。オフピステの浮力は限定的で、深雪や重雪では丁寧な操作か減速が必要です。

長さ選び・ビンディング・日常の扱いやすさ

長さ選びは速度域と技量に合わせましょう。多くの方には機敏さと安定のバランスが良い150または157 cmが有力。軽量・慎重派なら143 cm、体格があり速さを求めるなら164 cmが適します。付属のM10 GripWalkビンディングは軽く扱いやすく、オンピステ向けの設定。Leisure Trakプレートはしなやかなフレックスと簡単なステップインを支援。初日から微調整いらずのセット&フォーゲットな構成です。

スペックの意味と主な代替候補

注目スペックの意味:Active Camber(0/100/0)は硬い雪面での正確なエッジ保持に有効。114–118 mmのトップ、72 mmウエスト、99–103 mmテールは素早い導入と安定した抜けを両立。回転半径は11.5 m(143)〜13.9 m(164)で機敏なターンを後押し。1本約2.3–2.4 kgの軽さは振り回しやすさに直結。Dura Cap Sidewallは食いつきと耐久性を高め、Light WoodcoreとDensoliteが余計な重さなく減衰を追加。Cloud C7より力強く、Cloud C12より寛容です。

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