Speed course master gs r22 レビュー
Dynastar Speed Course Master GS R22の詳細レビュー:ビーチコア、2枚のチタナール、15〜21 mのGSラディウス、R22プレート。乗り味、ターン特性、長所と短所、スペックを解説。
概要
Speed Course Master GS R22は、ディナスターの26/27シーズンのマスターズ向けジャイアントスラロームスキーです。プレート装着のGSで、ワールドカップ構造を持ちながら、FISモデルより短く使いやすいラディウスを備えています。「Speed Course」はディナスターのレースラインにおけるジャイアントスラロームの名前です(スラローム用はOmeglass)。長さは169、173、179、183 cmで、サイドカットは115-70-98 mm(179 cmは115-70-97、183 cmは115-71-96)、ラディウスは15、17、19、21 mです。R22レースプレート付き・ビンディングなしで出荷されます。
雪上パフォーマンス
ディナスター自身の説明が狙いを要約しています。ワールドカップGSのパワーに「純粋なFISレーススキーにはない俊敏性」を加え、サイドカットが「レースコースの外で生き生きとさせる」というものです。フルキャンバー、2枚のチタナール、硬いビーチコアは、硬く整備された雪面でのエッジホールドと高速域での落ち着きの材料であり、15〜21 mのラディウスは、FIS GSの30 mよりも一般のゲレンデでターンを仕上げてつなげるのがはるかに簡単です。17〜19 mの173 cmと179 cmは、高速で長いカービングターンを描くのに最適な中核サイズに見え、169 cmは素早く丸いターンの選択肢、183 cmは本格的なマスターズのゲート用スキーという位置づけです。乗り手が主導権を握るべきスキーで、ずらしたり、ゆっくり、あるいは棒立ちで滑ると重く硬く感じられます。柔らかい雪、コブ、オフピステは、このスキーが作られた目的ではありません。
構造とスペックの解説
- コア:PEFC認証ビーチ、710 g/m³。ディナスターはその硬さ、弾性、強度をアッシュに非常に近いと説明しています。
- メタル:Full Titanal Layer。コアの両面に1枚ずつ、全幅・全長のチタナールを計2枚配置。
- 補強:追加のグラスファイバー層。
- サイドウォール:Sandwich Full Sidewall Construction。長方形の垂直サイドウォールがトップからテールまで通ります。
- ベース:Sintered Factory Base。非常に高密度のシンタードベース。
- プロファイル:フルキャンバー、ロッカーなし。
- プレート:R22レースプレートを工場装着。ビンディングなしで販売(小売のセットではLook SPX 12 Rockerace GWが選択肢)。
- 寸法:115-70-98 mm(169、173)、115-70-97 mm(179)、115-71-96 mm(183)。ラディウスは15、17、19、21 m。
- 重量:Snowleaderのサイズ表によると、プレート込みで1本あたり2,050 g(169)、2,100 g(173)、2,200 g(179)、2,250 g(183)。
誰に向くか、競合との比較
マスターズレーサー、クラブレーサー、そしてR22のテコ効果を持つGSジオメトリーを求める力のある元レーサー、さらに硬い雪面で長く速い弧を好み、重量を気にしないエキスパートのピステスキーヤーのためのスキーです。グループ内ではRossignol Hero master ltが双子のような存在で、同じ169/173/179/183 cmの長さ、同じ15〜21 mのラディウス展開、71 mmのウエストを持つため、どちらを選ぶかは主にブランドとグラフィックの好みの問題です。Salomon Equipe gs pro(67 mm、175〜182 cm、179 cmで17 m)は非FISレースGSに対するサロモンの解釈であり、Atomic Redster g9 rsm(67〜68 mm、176〜190 cm、21〜27.5 m)はFISに近い形状を求めるスキーヤー向けの、より長いラディウスのマスターズGSです。
良い点、注意点、結論
良い点
- 2枚のフルレングス・チタナールとビーチコアによるワールドカップ仕様のサンドイッチ構造。
- 15〜21 mのラディウス展開により、タイトなGSカーバーとマスターズのゲート用スキーを実質的に選べる。
- ダイレクトなパワー伝達とビンディング下の自由なフレックスをもたらすR22プレート。
注意点
- プレート込みで1本2.05〜2.25 kgと、持ち運びが重く、一日滑ると疲れる。
- ビンディングは付属せず、R22対応のLookモデルに限られる。
- スピード、強い前傾ポジション、積極的なカービングを要求し、ずらすと容赦がない。
- 169 cm未満の長さがなく、軽量または小柄なスキーヤーには選択肢がない。
結論: Speed Course Master GS R22は、楽しみのためにレースをする人のためのジャイアントスラロームスキーです。本格的なレース構造、R22プレート、そしてゲートの間だけでなく一般のゲレンデでも機能する15〜21 mのラディウスを備えています。Rossignol Hero master ltと比較検討してください。より俊敏さを求めるなら、スラロームの兄弟モデルであるOmeglass Master SL R22があります。
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