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によって Liam Anderson

Salomon MTN 80 Carbon — 徹底レビューと購入ガイド

Salomon MTN 80 Carbonは、長い登高や春雪、締まったバーンに特化した超軽量ツアースキーです。80 mmウエストで164 cmが約980 g/本という軽さながら、下りではしっかりしたエッジグリップと読みやすいターン弧を提供。いわゆる“fast & light”志向で、深雪や激しい荒れ雪では限界はあるものの、精度重視のツーリングに最適です。

雪上パフォーマンス

  • 登り効率: 80 mmの細身ウエストと軽量構造で疲労が少なくテンポ良く登れます。Koroydチップがスイングウェイトを減らし、キックターンも容易。
  • ハードパック/整地: 軽量クラスとしては強いエッジホールド。中回り(164 cmでR=17 m)を得意とし、カーボンのねじれ剛性で正確に刻めます。その分、重くてダンピングに優れるスキーよりは情報量が多め。
  • 不整地・ミックス: センター寄りのニュートラルなポジションで軽快かつ安定。超軽量ゆえ、重いモサ雪では弾かれやすく、速度と荷重のコントロールが有効。
  • パウダー: つま先ロッカーが導入と若干の浮力を助けますが、80 mmは本格的な浮力には限界。ディープ狙いならMTN 86 Carbonや90 mm前後が無難。

構造と設計

  • Karubaウッドコア + カーボン: 軽量性とねじれ剛性を両立し、硬い雪面でのエッジ保持に貢献。
  • Koroydチップ: 超軽量ハニカムで前方重量を削り、ターン導入を軽快に。
  • All‑Terrain(つま先ロッカー)+ 伝統的キャンバー: 取り回しやすさと確かなグリップ/反発、登行効率を両立。
  • モノコックファイバー層、P‑Tex 2100ソール: ツーリング用途に十分な耐久性と軽量最優先の仕様。

セットアップとチューニング

  • ビンディング: 登り重視なら200〜300 g級の軽量テックが好相性。下りの安定感と調整性を加えるなら300〜400 g級を。重量級フレームは本機の狙いから外れます。
  • 長さ選び: タイトな地形やキックターン主体ならやや短め、下り安定性重視なら身長近辺。体重・技量・主用途で調整を。
  • シール: テールクリップ対応。Salomon MTNシール等、クリップ付きモデルがフィット。

比較

  • Salomon MTN 86 Carbon: +6 mmで軟雪適性とダンピングが向上。やや重いが下り志向なら有利。
  • Blizzard Zero G 85: 目的が近く氷上の保持に秀でるがややストイック。MTN 80はより軽快で登りが軽い。
  • Atomic Backland 85: 浮力とダンピングに余裕。MTN 80はより軽くダイレクト。
  • Dynafit Blacklight 80: さらに軽量でレーシー。MTN 80の方が下りで寛容かつ汎用的。

こんな人におすすめ

  • 最適: フィットネスツーリング、ロングトラバース、春のザラメ、朝イチの締まったバーン。効率と確実なエッジを重視する人。
  • 不向き: 体格が大きい人や、荒れ雪での高速安定性・強い減衰を最優先する人。より幅広・重量級が適任。

重要ポイント

  • 登り最優先の軽さ: ~980 g(164 cm)と80 mmウエストで登行効率が非常に高い。
  • エッジに自信: カーボン+キャンバーで軽量級としては高いグリップ。
  • トレードオフ: ダンピングと浮力はワイド&ヘビーに劣る。荒れ雪はペース管理を。
  • 計算されたチップ: Koroydでスイング軽量化、ターン導入がスムーズ。

よくある質問

Q: Salomon MTN 80 Carbonは誰に向いていますか?
A: 軽さと登りの速さを重視し、締まったバーンや春雪、長距離山行が多いスキーヤー。精度の高い操作を好む中上級〜上級者に合います。

Q: アイスバーンでの性能は?
A: ねじれ剛性とキャンバーにより、クラス比で信頼できるエッジ保持。重く幅広いスキーほどの減衰はなく、情報量は多めです。

Q: 長さはどう選ぶ?
A: キックターンや狭い地形が多ければやや短め、下り安定性重視なら身長近辺。体重・スキル・雪質で最適化を。

Q: 推奨ビンディングは?
A: 200〜300 g級の軽量テックが最適。下りに安心感を足すなら300〜400 g級のツアーテックを選びましょう。

スペックと意味合い

  • ロッカー/キャンバー: つま先ロッカー+足下キャンバー。導入が軽く、確かなグリップと反発。登行効率にも寄与。
  • シェイプ: 111/80/97(158)、113/80/99(164)、115/80/101 mm(170)。細身ウエスト=素早いエッジ切替、ワイド気味のチップ=導入と控えめな浮力。
  • 重量: 約910 g(158)、980 g(164)、約1000 g(170)/本。軽いほど登りは楽だが、荒れ雪での減衰は弱め。
  • 回転半径: 16 m(158)、17 m(164)、18 m(170)。中回り中心でコントロールしやすい。
  • 長さ: 158、164、170 cm。短め=取り回し、長め=安定性。

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