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によって Alice Ivey

Icelantic Saba Pro 117 レビュー

概要

Icelantic Saba Pro 117は、同社の「Reflective Rocker」を採用したパウダー志向のフリーライドスキー。アスリートと共同開発され、サーフィーでピボットしやすい乗り味と、ランディングや変化する雪質でスピードを保てるだけの剛性を両立。コロラド製の堅牢な作りと3年保証も魅力で、ディープスノーで創造的に滑りたい中上級者に刺さる一本です。

形状と構造

  • Reflective Rocker(長く緩やかなフルロッカー):スラッシュやピボットが非常に容易。エッジに乗せれば有効エッジがしっかり働きます。
  • サイドカット:147‑117‑137 mm、回転半径 17 m(167)、20 m(177)、23 m(187)。幅広いトップ/ウエストで浮力が高く、テールはポップと着地の支えに貢献。
  • コア/レイアップ:ウッドコア+グラスファイバー、カーボニウムトップシート、フルサイドウォール、2.2 mmエッジ、Durasurf 4001ソール。耐久性が高く、しなやかで程よくダンピー。
  • 重量(ペア、目安):167 cm ≈ 3680 g、177 cm ≈ 3950–4036 g、187 cm ≈ 4082–4256 g。クラス中間の重さで、落ち着きと取り回しのバランス良好。
  • テール:部分ツイン。スイッチも可能だが、基本は順方向の滑り向け。

雪上での性能

パウダー

  • 117 mmのウエストと長いロッカーで素早く浮き上がり、サーフィーでスメアしやすい。ショートスラッシュから大きなアークまで自在。
  • 「反映」されたサイドカットが急斜面のパウダーでもエッジが噛みやすく、フルロッカーの弱点を補います。

荒れ・食べ残し

  • 中間的な重量とグラス積層により、十分な減衰と安定感。柔らかいチョップでは落ち着くが、超高速域ではヘヴィ級チャージャー(Nordica Enforcer 115 FreeやRossignol Blackops 118など)の方が静か。

ツリーやタイトな地形

  • フルロッカー+中庸なRで素早いピボットとスピードコントロールが容易。ピローやサイドヒットを絡めた遊びに最適。

ランディング&スイッチ

  • 適度に張りのあるテールとバランスの良い形状でドロップの着地に自信。スイッチも可能だが、メインは順方向のパウダーツール。

圧雪・ハードスノー

  • フルロッカーとしては驚くほどエッジが効く(特にソフト~ミックスの整地)。とはいえ117 mmのパウダーボード。リフトまでのカービングは可能だが、アイスバーンでレーシング並みの食いつきは期待しないこと。

サイズ選び

  • 167 cm:軽量/小柄、またはツリーでの機敏さ最優先。
  • 177 cm:平均的な身長の多くに合う基準長。
  • 187 cm:高速域の安定、浮力、ビッグドロップ重視の方向け。

向いている人/向かない人

  • 向いている:サーフィーで遊べるパウダースキーが欲しい中上級~エキスパート。ランディングの安定と一定のエッジホールドも欲しい人。
  • 向かない:ハードバーン中心や、リゾートのチョップを直線で粉砕する最大級の減衰を求める人。

比較

  • Armada ARV 116 JJ / Atomic Bent Chetler 120:よりルーズで軽快だが、Saba Pro 117の方がエッジの信頼感と着地サポートが高い。
  • Moment Wildcat 118:高速安定性は上。Sabaはタイト地形でのピボット性と遊びやすさが勝る。
  • Nordica Enforcer 115 Free / Rossignol Blackops 118:重くチョップで静粛。Sabaはより軽快で減速もしやすい。

スペック解説

  • ロッカープロファイル:ルーズさ、ピボット性、浮力を規定。Sabaの長いフルロッカーはサーフ感を保ちつつ、傾ければ実用的なエッジングも可能。
  • トップ/ウエスト/テール幅:広いほど浮力が上がり、サポーティブなテールはポップと着地安定に効く。
  • 回転半径:小さいほどクイックに曲がり、大きいほど高速で落ち着く。17–23 mは安定と取り回しのバランス型。
  • 重量:重いほど減衰・静粛、軽いほど機敏・ルーズ。Sabaは中庸でパウダーに多用途。
  • 構造(コア/ラミネート/サイド/ソール):雪面タッチ、耐久、メンテ性に影響。フルサイドと4001ソールは長寿命狙い。

重要ポイント

  • サーフィーで遊べる:フルロッカーで創造的なライン取りが容易。
  • しっかりした芯:多くの超軽量パウダー板よりも着地が安定。
  • 中庸の減衰:チョップでもそこそこ落ち着くが、メタル系チャージャーではない。
  • 期待以上のエッジ:フルロッカーとしては整地でのグリップが良好。

よくある質問

Q: Icelantic Saba Pro 117は1本でこなせますか?
A: 豪雪エリアなら可能性はありますが、強いパウダー志向です。硬い日のために100–108 mmのオールマウンテンを併用するのがおすすめ。

Q: 長さはどれを選ぶべき?
A: 高速やドロップが好きなら身長同等〜やや長めを。タイトツリーや軽量な方、よりピボット性を求めるなら短めを。

Q: Bent Chetler 120との違いは?
A: Bent 120はさらにルーズで軽く、バターやプレスが得意。Saba Pro 117はエッジの掛かりと着地サポートが強く、不整雪での落ち着きが上。

Q: 耐久性は?
A: カーボニウムトップ、フルサイドウォール、厚めのエッジ、4001ソールで耐久性良好。定期的なワックス&エッジ調整で速度と安定感を維持できます。

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