WCR e sl rebel レビュー
Head WCR e-SL Rebelの詳細レビュー:レース部門のスラローム、111-65-96 mm、151 cmで半径11.9 m、Titanalサンドイッチ、EMC、Graphene。乗り味、ターン特性、長所と短所、スペックを解説。
概要
WCR e-SL Rebelは、HEADレース部門のスラロームスキーの中でFISレベルのすぐ下に位置するモデルです。FISスラロームと同じ、Titanal入りウッドコアのWorldcup Sandwich Construction、Graphene、EMC制振を備えながら、FISスラローム規定の対象外となる長さで作られています。HEADのEUストアに掲載されている長さはただ一つ、151 cmで、111-65-96 mm、半径11.9 m。FIS年齢未満のカテゴリーで戦うユースレーサーや、短い長さでレースルーム級のスラロームスキーを求める軽量な大人向けの位置づけです。プリマウントのレースプレートと標準ビンディングFreeflex ST 20 X RD(ST 16 X RDまたはST 14 Xも選択可)のセットで販売されます。HEADの公表重量は151 cmでビンディングなし1本1,935 g。156〜168 cmのFIS長については、HEADはWCR e-SL Rebel FISへ案内しています。
雪上パフォーマンス
紙の上では、これは純粋なスラロームレーススキーのミニチュア版です。65 mmのウエスト、タイトな11.9 mの半径、フルキャンバーのRebel Camberプロファイルにより、エッジを立てた瞬間に食いつき、短く硬いレーススキーならではの素早いリバウンドでターンからターンへ弾けるはずです。サンドイッチ内のTitanalが注水されたレースバーンでのエッジグリップを担い、EMCピエゾ素子はコースが荒れたときにトップがバタついて弧から外れるのを防ぎます。HEADはこれを「速いスキーヤーのための完璧なスラロームスキー」と表現しており、それが正しい見方です。スキーの前部を踏み込み、リズムを高く保つスキーヤーに応える一方、低速や長くのんびりしたターンではほとんど返してくれません。柔らかい雪、コブ、オフピステは仕事ではなく、151 cmで1本1.9 kg超という重量は、この長さとしては重めです。
構造とスペックの解説
- 構造:Titanal入りウッドコアのWorldcup Sandwich Construction。HEADのGraphene Worldcup Sandwichレース構造。
- トップシート:HEADがRDスキーにだけ使う薄いトップシート。軽量化と素早いエッジ切り替えのため。
- 制振:EMC(Energy Management Circuit)、スキー前後のセラミックピエゾプレート。
- プロファイル:Rebel Camber、フルキャンバー。HEADの分類は「Short Radius」。
- プレートとビンディング:HEADのレースプレート付きセット販売。標準はFreeflex ST 20 X RD、ST 16 X RDまたはST 14 Xも選択可。
- 寸法:111-65-96 mm、半径11.9 m(151 cm)。
- 長さ:HEADのEUストアでは151 cmのみ。FIS長はWCR e-SL Rebel FISとして販売。
- 重量:ビンディングなし1本1,935 g(151 cm)。
誰に向くか、競合との比較
ジュニアレーススキーを卒業したFIS年齢未満のユーススラロームレーサーと、151 cmで本物のレース部門スラロームスキーを求める小柄または軽量な大人。FIS長が必要なら、Head WCR e sl rebel fis(119-68-103 mm、168 cmで12.8 m、156〜168 cm)が同じ構造に公認を加えたモデルです。レクリエーションのスラロームカービングならHead Worldcup rebels e sl(122-68-107 mm、10.5〜13.7 m、150〜170 cm)の方が適しており、より若いレーサーはHead WCR e sl rebel team junior(120〜160 cm)を経て上がってきます。他ブランドでこの長さの非FISスラロームスキーに最も近いのは、Rossignol Hero athlete sl(66 mm、150 cmで11 m、128〜150 cm、150 cmで2,000 g)と、Blizzardが151 cmから用意するBlizzard Firebird sl fis(66.5 mm、151 cmで13 m、1,500 g)。Volkl Racetiger sl(67 mm、150〜170 cm)はウエストが広めでサイズ展開が長い選択肢です。
良い点、注意点、結論
良い点
- Titanalサンドイッチ、Graphene、EMC制振、RDトップシートを備えたフルレース部門スラローム構造。
- スラロームの本質である素早くキレのあるターンのための、65 mmウエストと11.9 mの半径。
- 多くのブランドがジュニアモデルでしかカバーしない151 cmという長さの本格レーススキー。
- レースプレートとFreeflex ST 20 X RD付きの完全なセットで販売。
注意点
- HEADのEUストアでは1サイズのみ。これより長いものはFIS版になる。
- ビンディングなし1本1,935 gは、151 cmのスキーとしては重い。
- レース部門の価格帯で、RDビンディングがセット価格をさらに押し上げる。
- 速度と攻撃的なポジションを要求し、リラックスして滑りたい人には楽しくない。
結論: WCR e-SL Rebelはニッチながら誠実な製品です。FIS公認を必要としないユースレーサーと軽量な大人のための、短い1サイズだけのレースルーム級スラロームスキー。151 cmが合い、ポールを滑るなら本物です。ゲレンデ用のスラロームカービングスキーが欲しいなら、Worldcup Rebels e-SLの方がはるかに賢明でしょう。
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ユーザーレビュー

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