WCR e sl rebel fis レビュー
Head WCR e-SL Rebel FISの詳細レビュー:FIS公認スラローム、119-68-103 mm、168 cmで半径12.8 m、Titanalサンドイッチ、EMC、Graphene。乗り味、ターン特性、長所と短所、スペックを解説。
概要
WCR e-SL Rebel FISはHEADのFIS公認スラロームスキーで、ワールドカップ、ヨーロッパカップ、コンチネンタルカップのスラローム向けレース部門モデルです。HEADは168 cmのサイドカットを119-68-103 mm、半径12.8 mと公表し、156、158、165、168 cmで販売しています。これは女子と男子のFIS最低長をカバーする展開です。構造はTitanal、Graphene、EMC制振を備えたHEADのウッドコアWorldcup Sandwich Constructionで、RDスキー専用の薄いトップシートの下に収められています。HEADのEUストアではプリマウントのレースプレート付きセットで、標準ビンディングはFreeflex ST 16 X RD(ST 20 X RDとST 14 Xが選択肢)。HEADの公表重量は168 cmでビンディングなし1本2,080 gです。
雪上パフォーマンス
紙の上では、これは現代的なFISスラロームスキーの典型です。68 mmのウエストの上に119 mmの幅広いシャベル、168 cmで12.8 mの半径、そして入りをやわらげるロッカーのないフルキャンバーのRebel Camberプロファイル。この形状は早く強く食いつくため、エッジを立てた瞬間にスキー自らがフォールラインを横切っていくはずで、Titanalサンドイッチと硬いレースフレックスが、注水され掘れたスラロームバーンでそのエッジを保ちます。トップとテールのHEAD EMCピエゾ素子は、スラロームスキーがターンの入口で拾う高周波のバタつきを消すよう設計されており、シャベルが跳ねずに食いついたままになります。その代償は寛容さです。前に乗り続け、スキーの上を素早く動き、高いリズムを保てるスキーヤーが必要です。その強度を下回ると硬く唐突に感じられ、柔らかい雪やコブでは細いウエストとフルキャンバーが何も譲ってくれません。
構造とスペックの解説
- 構造:Titanal入りウッドコアのWorldcup Sandwich Construction。HEADのGraphene Worldcup Sandwichレース構造。
- トップシート:HEADのRDスキーにだけ使う薄いトップシート。軽量化と素早いエッジ切り替えのため。
- 制振:EMC(Energy Management Circuit)。スキー前後のセラミックピエゾプレートが振動を電気エネルギーに変換して減衰させる。
- プロファイル:Rebel Camber、フルキャンバー。HEADの分類は「Short Radius」。
- 認証:FIS公認。HEADはハイスピードレベルの競技者向けレーススラロームと説明。
- プレートとビンディング:HEADのレースプレート付きセット販売。標準はFreeflex ST 16 X RD、ST 20 X RDまたはST 14 Xも選択可。PROTECTOR対応。
- 寸法:119-68-103 mm、168 cmで半径12.8 m(HEADがサイドカットを公表しているのは168 cmのみ)。
- 長さ:156、158、165、168 cm。
- 重量:ビンディングなし1本2,080 g(168 cm)。
誰に向くか、競合との比較
ライセンスを持つスラロームレーサー。156 cmと158 cmのFISジュニアから、165 cmと168 cmのシニア男子、FIS規格のスラロームスキーで走るマスターズまでです。HEADのラインナップでそれ以外の人には、Head WCR e sl rebelが同じ構造の151 cm非FIS長、Head Worldcup rebels e sl(122-68-107 mm、10.5〜13.7 m、150〜170 cm)が力のあるレクリエーションスキーヤー向けのスラロームカービングスキーで、Head WC Rebels e-SL SW RP EVO 14はRP EVOプレートに載った軽量な準FISセットです。他ブランドの直接のFISライバルは、Atomic Redster s9 fis(65.5 mm、165 cmで12.1 m、157と165 cm、2,000 g)、Fischer Rc4 worldcup noize sl men(66 mm、165 cmで12 m、2,200 g)、Blizzard Firebird sl fis(66.5 mm、151〜165 cm、165 cmで1,840 g)です。HEADはこのグループで最もウエストが広く、電子制振を備える唯一のモデル。重量ではBlizzardとFischerの間に位置します。
良い点、注意点、結論
良い点
- 女子と男子の最低長をカバーする4サイズのFIS公認スラロームジオメトリー。
- Titanalサンドイッチ、Graphene、EMCピエゾ制振により、硬く掘れたコースでもシャベルが食いついたまま。
- HEADの薄いRDトップシートがエッジ切り替えを素早く保つ。
- レースプレートとFreeflex ST 16 X RD付きの完全なセットで販売。
注意点
- ビンディングなし1本2,080 gで、FISスラロームとしては重めの部類。
- レース強度を下回ると寛容さがなく、レースをしない人には硬く唐突。
- レース部門の価格帯で、RDビンディングがセット価格をさらに押し上げる。
- プリマウントのプレートにより、HEAD/Tyrolia Freeflexビンディングに縛られる。
結論: WCR e-SL Rebel FISは文字どおりの意味でワールドカップのスラロームスキーであり、レースコースの外にいる人には一切の妥協をしません。ライセンスを持つスラロームレーサーには当然の選択肢の一つ。それ以外の人はWorldcup Rebels e-SLの方から多くを得られます。
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