更新日 2025.11.26
スキーレビュー · Down · 25-26 シーズン

Throwdown carbon 105 レビュー

Down THROWDOWN Carbon 105の客観レビュー。105 mmウエストと19 m半径の遊べるオールマウンテン。長所短所、マウントとサイズ選びのコツ。

スペック1 レングス
ウエスト
105mm
単一レングスのみ
トップ
129mm
単一レングスのみ
テール
126mm
単一レングスのみ
ラディウス
19m
単一レングスのみ
1本あたり重量
1913g
単一レングスのみ

Down THROWDOWN Carbon 105 は、パークからツリー、サイドヒット、軽いパウダーまで1本で遊べるオールマウンテン・フリースタイル。シンメトリーなフリースタイル・ロッカーに足下カンバーを組み合わせ、ルーズでサーフィーな乗り味と、必要な時の確かなエッジグリップを両立します。

雪上性能

  • 圧雪/ハードパック: 19 m(182 cm)の回転半径と足下カンバーで、中速〜中回り中心に素直なエッジホールド。短い有効エッジが軽快なピボットとフェザーコントロールを生みます。最高速域のカービング用ではありませんが、105 mmとしては十分に落ち着きがあります。
  • 荒れ/クラッド: 表示重量は3825 g(ペアの可能性が高い)。軽さとカーボンの反発で機敏。PUサイドウォールとラバーダンピング、トライアックス繊維が効きますが、重厚なスキー(例:ON3P Jeffrey 108、Blizzard Rustler 10)のようにハードクラッドを押し切るタイプではありません。アクティブにスラッシュするライドが合います。
  • 軟雪/パウダー: 105 mm幅+シンメトリーロッカーで、走り出しが早く前後どちらでも予測しやすい挙動。林間や地形遊びに好相性。30 cm超のビッグデイには、よりワイドな板が楽です。
  • パーク/スイッチ: 推奨マウント(トゥルーセンターから−35 mm)でスイングウェイトがバランスよく、スイッチランディングも安心。フルレングスのカーボンストリンガーで元気なポップ。2.3 mmのヘビーデューティーエッジとシンタードベースで耐久性も高め。

構造と耐久性

  • ポプラフルコア+ビンディング下ハードウッドインサートでビス保持性を確保。
  • トライアックスFG+フルレングス・カーボンで軽量かつ反発力を付与。
  • PU/ABSサイドウォール、Semperdur防振ラバー、2.3 mm 焼き戻しエッジ、CPSシンタードベース、トップエッジのミニキャップ(25/26)でチッピングを抑制。

マウントとセットアップ

  • 推奨ライン:トゥルーセンターから −35 mm。よりフリースタイル寄りなら+5 mm、やや方向性重視なら −5〜−10 mm を検討。

比較

  • Armada ARV 106:より重くダンピー。THROWDOWNは軽快でクイック、ポップ感強めだが、荒れでの安定感は一歩譲る。
  • Line Sir Francis Bacon:柔らかくバターしやすい。THROWDOWNは足下サポートと硬い雪でのエッジ精度が上。
  • Atomic Bent 110:深雪でよりルーズ&サーフィー。THROWDOWNは整地でシャープ、エッジ間の切替が軽い。

こんな人に(そうでない人)

  • 向いている:スイッチも多用し、地形・ツリー・サイドヒットを楽しむフリースタイル志向のライダー。
  • 向かない:直進安定性とダンピング最優先のチャージャー、複数レングスを求める人。現状は182 cmのみ。

スペック解説

  • ロッカー:シンメトリー・フリースタイル+足下カンバー。許容度が高く、踏めばしっかり噛む。
  • サイドカット 129‑105‑126 mm:万能な105 mm。やや細めのテールで自然な抜け。
  • 回転半径 19 m(182 cm):安定と機敏さの中間域。
  • 重量 3825 g(ペア推定):この幅としては軽中量。スピンや取り回し有利、クラッド突破力は控えめ。
  • 長さ 182 cm:多くに合うが、サイズ展開が少ないのは弱点。

主なポイント

  • 遊べるオールマウンテン:サーフィーでピボット自在、スイッチも得意。
  • 反発と軽快感:スピンしやすく、素早いスラッシュが気持ち良い。
  • しっかりしたエッジ:カンバーで硬いバーンも安心。
  • 荒れでの安定性は中庸:重い板のほうが最高速域は静か。
  • 作りは堅牢:2.3 mmエッジ、シンタードベース、ミニキャップで耐チップ性アップ。

よくある質問

Q: 高速域での安定感は?
A: 105 mmとしては落ち着きがありますが、フルチャージ志向ではありません。荒れた高速が多いなら、より重量とダンピングのあるモデルを。

Q: 1本化(ワンスキー・クイバー)に向く?
A: フリースタイル寄りで整地/パーク/ツリー/軟雪を満遍なく楽しむなら十分。深いパウダーや大会系カービング優先なら専用板が有利。

Q: おすすめビンディングは?
A: Pivot/Attack/Griffonなどのアルパイン、ライトなテーリングも視野なら Shift/CAST。−35 mm付近でバランスの良いフィーリングになります。

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