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によって Andrew Ingold

Down CountDown Carbon 104 — レビュー (2024/25)

概要

Down CountDown Carbon 104(24/25)は、方向安定性とピボットのしやすさ、プレイフルさを両立したオールマウンテン系フリーライド。今季はベース/エッジの増厚、50Kカーボン、ロッカー増+短いキャンバー、亜麻繊維+ラバーの制振を追加。精密で耐久性が高く、「カーボン=硬い/ビリつく」のイメージを良い意味で裏切る落ち着きが持ち味です。

こんな人に

中上級〜エキスパートで、中〜大回りとスピード、安定したランディングを重視しつつ、スラッシュやオフピステの自由度も欲しい人。リゾート主体の一台運用に最適。登りの軽さ重視なら 104 L を検討。

24/25の変更点

  • ベース1.8 mm+2.2 mmエッジ:ハードユースでも削れにくい耐久アップ。
  • 50Kカーボン+亜麻+ラバー:ねじれ保持強化と振動低減でカーボン臭さを抑制。
  • ロッカー増+短キャンバー:導入が速く、ピボットしやすく、より遊びやすいフィールに。

形状とスペック(解説)

  • 128‑104‑120 mm:センター104 mmは安定と浮力のバランス域。128 mmのティップで浮きと導入をサポート、比較的フラットな120 mmテールは精度と着地の支えに貢献。
  • 回転半径 25 m(187)/ 23 m(181):中大回りとスピード志向。小回り専門ではない。
  • ロッカー:足元キャンバーのフリーライドロッカー。キャンバー=エッジグリップ/反発、ロッカー=浮力/許容/切替の容易さ。
  • 重量(ペア):4417 g(187)/ 4110 g(181)。クラス比で十分安定し、取り回しも良好。104 Lは軽量:3720 g / 3370 g。
  • 構造:ポプラ+アッシュコア、50Kカーボン、トリアックスグラス、亜麻繊維、ラバーダンピング、チタナルインサート、8°サイドウォール、Supersapエポキシ。精度・強度・耐久に優れ、カーボンとしては上々の減衰を実現。

滑走性能

整地・ハードスノー

104 mmとしては優秀なエッジホールド。長めのRがクリーンなGS系ターンとスピードで安定。タイトな低速ターンは入力が要るが、ずらし/フェザーは素直にコントロール可能。

パウダー・軟雪

低めに立ち上がる楕円ティップと増したロッカーで膝下までの浮力は安定。ややフラットなテールは直進性とランディングの支えに有利。超サーフィーではないが、急斜面やツリーで安心感が高い。

荒雪・クラッド

カーボン特有のビリつきを亜麻+ラバーが緩和。情報量は残しつつ、重量の割に落ち着きが光る。能動的でセンタードなスタンスを好み、重金属系の“自動運転”なブルドーザー感はない。

コブ・ツリー

短いキャンバーと多めのロッカーでピボット/ライン変更が容易。スイングウェイトは中庸で、やや前目でリズム良く捌ける。

ジャンプ・ドロップ

チタナルインサートと支えるテールで踏み切り/着地が安定。パーク専用ではないが、オールマウンテン・フリースタイルに十分対応するポップと直進安定性。

比較

  • Nordica Enforcer 104 Free:重く減衰大。荒れバーンの安定は上、反面やや大人しい。Downは軽快で反応良し、その分“自動安定”感は控えめ。
  • Blizzard Rustler 10:R短めでテールがルーズ。Downはより方向性と高速安定が強い。
  • Moment Wildcat 108:サーフィーでルース。Downは精度とエッジの強さ、着地サポートで優位。
  • Fischer Ranger 102:軽くて切替俊敏。Downは速度域が高く、着地に強い。
  • Black Crows Atris:誰にでも乗りやすい万能型。Downはややテクニカルで高速耐性が高い。

104 と 104 L(軽量ツアー向け)の違い

  • 104 L(パウロニアコア)は大幅軽量。登りや50/50運用に最適。リゾートの荒れ雪では標準104の方が落ち着きと耐久で優位。
  • 推奨ビンディング:リゾート/サイドカントリー—アルパイン or CAST/Shift(104)。50/50/ツアー—Shift/Kingpin/Tecton(特に104 L)。

重要ポイント

  • 中大回り&スピードで真価を発揮する方向性チャージャー。
  • ロッカー増+短キャンバーで同クラスよりも扱いは軽やか。
  • 亜麻+ラバーでカーボンとしては減衰良好。
  • ベース/エッジ増厚で耐久性アップ。
  • 小回りカービングや超サーフィー好みには非推奨。

よくある質問

Q: CountDown Carbon 104 と 104 L の違いは?
A: 104 L は大幅に軽く(パウロニア)、登り/50‑50に好適。標準104は荒雪でより落ち着き、耐久性も高く、リフト常用の一台運用に向く。

Q: 長さはどれを選ぶべき?
A: 181 cmは取り回し重視と中速向け、187 cmは安定性・浮力・大回り重視。普段の速度域や地形/雪質で選択を。

Q: 104 mmにしてはエッジグリップはどう?
A: 幅のわりに強い。GS寄りの弧が得意で、短いカーブは軽いずらしを併用すると楽。

Q: 推奨ビンディングは?
A: リゾート中心なら堅牢なアルパイン or CAST/Shift。50/50/ツアー用途は Shift/Kingpin/Tecton、特に104 Lと好相性。

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