サロモン Strive 12 – レビュー
概要
サロモン Strive 12 は超低スタックのアルペン(DIN)ビンディング。LDNロープロファイルトゥとワイドAFD/ペダル、約47mmのエラスティックトラベルにより、荒れた雪面でも保持力を高めつつ、踏み替えの感覚はダイレクト。軽量でGripWalk対応、オールマウンテンでの操作性と雪面フィーリングを重視するスキーヤーに最適です。
こんな人におすすめ
- 中級〜上級者で、整地+オールマウンテン中心、時々サイドカントリーへ。
- フルメタル級の重さを避け、低いスタックとダイレクト感を求める人。
- ツアー用途ではない(PIN/TECH非対応)。
滑走性能
低いスタンドハイトにより、ハードパックでのエッジ感度が高く、スピード域でも安定。ワイドトゥペダルと約72mmのAFDが荷重を分散し、カービングや小さなドロップでもブーツをしっかり支えます。47mmの弾性はチャタリングや不整地での早期解放を抑制。アルペン/GripWalkソールともに着脱はスムーズで、ブレーキのロックも確実です。
テクノロジー
- LDN(Low Direct Neutral)トゥ:超低プロファイルでダイレクトな反応と雪面情報を提供。
- トゥ高さ・ウィング自動調整:Alpine/GripWalk双方で手早く確実なセットアップ。
- ワイドAFD/トゥペダル(約72mm):安定性と荷重分散を向上。
- 3ピース軽量ヒール:強度を保ちつつ軽量化。
- TÜV認証:国際的な安全基準に適合。
主要スペック解説
- タイプ:アルペン(DIN)、GripWalk版 – ダウンヒル重視のインターフェース。登坂用ではありません。
- DINレンジ:4–12 – 解放設定の範囲。多くの中上級者をカバー。DINは必ずショップで適正調整を。
- エラスティックトラベル:47mm – 振動やブーツのしなりを吸収し、不意の解放を抑えます。
- ブレーキ幅:90/100/115 mm – スキーのウエストより約10–15mm広いサイズを選ぶのが目安。
- 重量:約920–975g/個 – クラスとして軽量でスイングウェイト低減に寄与。
- 互換性:ISO 5355(Alpine)、ISO 23223(GripWalk) – 一般的なアルペンブーツに対応。
- 素材:ガラス繊維強化ポリアミド+金属補強 – 軽さと耐久性のバランスが良好。
比較
- Tyrolia Attack 12 GW:同様に低く力強い。深雪でのステップインはAttackがやや容易。Striveは最も低く非常に正確。
- Marker Squire 11/12:軽量で扱いやすいが、Striveの方が高速域での安定感に優れる。
- Look Pivot 12:弾性と保持はトップクラスだが、重く高価でヒールも高め。Striveは同等DINで軽く低い。
- Salomon Warden 11/13:より伝統的な高さと選べる高DIN。Striveは低く、応答性と軽さが武器。
気になる点
- DIN上限12:体格が大きい/非常に攻める滑りには14/16レンジが安心。
- ポリマーボディ:十分タフだが、フルメタルほどの「無骨さ」はない。
- ツアーモードなし:PIN/TECH非対応。
- ブレーキは最大115mm:超ワイドスキーには不足の可能性。
まとめの要点
- 超低スタックでダイレクト:雪面情報とパワー伝達が秀逸。
- 大きな弾性:47mmが荒れた状況での保持を後押し。
- 幅広い層に:Alpine/GripWalk対応の軽量オールマウンテン。
よくある質問
Q: ブレーキ幅はどう選ぶ?
A: スキーウエスト+約10–15mmが目安。95mmなら100mm、108–112mmなら115mmが適合しやすいです。
Q: GripWalkブーツに対応しますか?
A: はい。ISO 23223(GripWalk)とISO 5355(Alpine)対応。適合とDINは必ず認定ショップで確認を。
Q: Strive 12 と Attack 12 の違いは?
A: どちらも優秀。Striveは最も低く正確、Attackはステップインのしやすさと頑丈さで定評。好みと滑り方で選びましょう。
総評
Strive 12 は、非常に低いスタックと大きな弾性、GripWalk対応を兼備。軽くて信頼性の高いオールマウンテン用を探す多くのスキーヤーに強く勧められる選択です。