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によって Evelien Jansen

Salomon S/Lab QST X – レビュー

S/Lab QST Xは、ビッグマウンテンのディープスノーに特化したパウダーツールです。センター116 mm、ロング・ティップ&テールロッカー、長めの回転半径が特長。サーフィーでピボットしやすい乗り味に、スピード域でも破綻しにくい落ち着きを合わせ持ちます。オールマウンテンのカービング用ではなく、深雪を最大限に楽しむためのモデルです。

こんなスキーヤーに

  • ディープデイ、ピロー、スティープラインを狙う中上級~上級者。
  • スラッシュやドリフト、素早いピボットを好むライダー。
  • リゾートの荒れたパウダーや不整地でも素直な挙動を求める人。

硬いアイスバーン主体なら、より細身で重くメタル入りのチャージャー系(例:Nordica Enforcer 115 Free や Katana系)の方がエッジグリップは優れます。

雪上性能

  • パウダー/ツリー: ロング・フリーライドロッカーと116 mm幅で即座に浮力を得られます。軽い入力で容易にピボットし、タイトなツリーでもスラッシーに方向転換できます。
  • オープンフェイス/スピード: 約25 mの半径は長い弧と高速域の安定を後押し。重量級メタル機ほどの無敵感はないものの、十分に落ち着きがあり予測しやすいです。
  • 荒れ/残雪: フラックス+カーボンとコルクダンプリファイアが、184 cmで約1900 gという重量に対しては優秀な振動減衰を発揮。硬く荒れた重い雪面では、ヘビーチャージャーよりやや弾かれ感が出ます。
  • 圧雪/硬いバーン: 移動や柔らかいピステには十分。ただし長いロッカーで有効エッジは短く、アイシーな強いカービングは得意ではありません。

構造とテクノロジー

  • Karuba+ポプラコア: 軽量で反発感があり、リゾートのパウダーデイに十分な支え。
  • フラックス+カーボン(C/FX): ねじれ剛性と減衰性を軽量に確保。
  • コルク・ダンプリファイア(ティップ/テール): 振動とバタつきを抑制。
  • ダブル/再生ABSサイドウォール: パワー伝達と耐久性。

スペック解説

  • ロッカー/キャンバー/ロッカー(ロング・フリーライドロッカー): 浮力とピボット性を最大化。足元のキャンバーで反発と噛みを確保。対価は硬い雪での有効エッジ短縮。
  • 先端/センター/テール(≈140/116/≈127 mm): 大きなノーズでフロート、116 mmの安定基盤、着地やソフトチョップで支えるテール。
  • 回転半径 ≈25 m(184 cm): ロングターンと高速安定志向。ロッカーのおかげで素早いスメアも可能。
  • 重量 ≈1900 g/本(184 cm): 軽快で遊べ、ハイブリッドビンディングなら短いハイクも現実的。メタル積層機ほどの絶対的な減衰はなし。
  • サイズ 178/184/192 cm(地域差あり): オープンテレインと速度重視は長め、ツリー重視は短めが扱いやすい。

比較

  • Armada ARV 116 JJ: よりルーズで小回り志向。QST Xは高速域で安定し、大きなラインで予測性が高い。
  • Nordica Enforcer 115 Free: 重く減衰が強い。QST Xは軽くサーフィーで、ツリーでのピボットが容易。
  • Black Crows Anima: さらにチャージ寄り。QST Xは寛容でスラッシー。
  • Blizzard Rustler 11(112 mm): より万能でピステ適性高め。QST Xはフロートとサーフ感で上回る。

長所と短所

  • 長所: 抜群のフロート、容易なピボットとスラッシュ、十分な直進安定、重量比で優秀な減衰、堅実な作り。
  • 短所: 硬いバーンでの精密さは限定的、重い荒れでの弾かれ感、スピードが乗ると本領発揮。

ビンディング選び

リゾート中心はSalomon Strive、サイドカントリーや短いハイクを視野に入れるならShift、軽量志向ならMTN。リフトメインはStrive、併用ならShiftが無難です。

まとめ

  • フロート&サーフ感: ロングロッカー+116 mmでディープが楽しい。
  • スピード&ライン: 約25 m半径で大きな斜面でも安心感。
  • 実用性: ツリーで軽快、硬い雪のカービングは不得手。

よくある質問

Q: 初心者に向いていますか?
A: 対象は中上級~上級者です。ロングロッカーは寛容ですが、幅と半径にはテクニックとある程度のスピードが合います。

Q: 長さはどれを選ぶべき?
A: オープンテレインと速度重視なら184/192 cm、ツリーの取り回し優先なら178/184 cm。体格やスタイルも考慮を。

Q: ツアービンディングは使える?
A: 可能です。Shiftなら短いハイクやサイドカントリーが現実的で、ゲレンデ性能も確保できます。

Q: 圧雪バーンでの性能は?
A: 移動や柔らかいピステには十分ですが、アイシーな強いカービングは想定外です。

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