サロモン Shift 13 – レビュー
サロモン Shift 13 は、下りで本気を出しつつ上りも効率よくこなしたいスキーヤーの定番ハイブリッド。登りはテックピンのトゥ、下りは本格アルパインモード、さらにMNC対応で、ゲレンデとバックカントリーの橋渡しに最適です。
どんな人に向く?
下りの安定感を重視しつつ、ツアーも定期的に楽しむ上級〜エキスパート。リフトとシール登行を混在させる日やトリップに最適。
ダウンヒル性能
スキーモードでは「アルパインらしさ」が際立ちます。ワイドなプラットフォーム、長いトゥ側の弾性ストローク(約47 mm)、予測しやすい解放(DIN 6–13)。純粋なテック系(ATK Raider/Marker Kingpin など)に比べ、ハイスピードや荒れ雪での減衰と保持が優秀です。
登行とトランジション
テックトゥは効率よく登れ、2°/10°のクライミングエイドで多くの斜度をカバー。切替は慣れが必要で、トゥ部の雪氷をしっかり除去するとスムーズ。1台あたり約885–920 gと、フレーム型/Duke PTより軽く、超軽量テックよりは重め。
耐久性とメンテ
カーボン強化ポリアミドにアルミ/スチールを組み合わせ、剛性・重量・耐久のバランス良好。氷の除去、AFD高さの確認、可動部の清掃で動作を長持ちさせましょう。
互換性とセッティング
MNC により、ISO 5355(アルパイン)、ISO 9523(AT)、GripWalk、WTR のソールに対応。ただしトゥ/ヒールのフルラグが必須。低ラグの超軽量ATブーツはスキーモード非対応の場合あり。30 mm の長さ調整でマウントやブーツ交換も容易。
スペックと意味
- タイプ:ハイブリッド(アルパインツーリング)、MNC – 登りはテックの効率、下りはアルパインの安全性と滑走性能、対応ブーツも幅広い。
- DIN/解放値:6–13 – 中級〜攻めるスキーヤー向け。超軽量ビギナーや >13 が必要な人は対象外。
- 弾性トラベル:約47 mm – 荒れ雪や着地での衝撃吸収と保持力を強化。
- ブレーキ幅:90/100/110/120 mm – スキーウェストに近いサイズ(≤ ウェスト+15 mm)を選ぶと有効に作動。
- 重量:約885–920 g/台 – ハイブリッドらしい重量。フレーム/Duke PTより軽く、純テックよりは重い。
- 互換性:ISO 5355, ISO 9523, GripWalk, WTR(MNC) – 多用途だがフルラグ必須。
- 素材:カーボン強化PA、アルミ、スチール – 剛性と耐久を確保しつつ重量を抑制。
比較
- Marker Duke PT 12/16:非常にアルパイン的だが重く複雑。Shift は登りが楽で日常運用も簡単。
- Marker Kingpin 13:軽くロングツアーに好適だが、アルパイン的な弾性・減衰はやや控えめ。
- CAST/Pivot:下り最強クラスだが重く、ブーツ改造とトゥ交換が必要。Shift は扱いやすく多用途。
長所・短所
- テック登行+アルパイン滑走のいいとこ取り。
- MNC で現行ソールの多くに対応。
- 長い弾性で保持とスムーズさ向上。
− 切替は慣れが必要。氷雪の除去が肝心。
− 低ラグATブーツは非対応あり。
− 大行動の軽量志向にはやや重め。
Key takeaways
- これ1台で山もゲレンデもカバー。
- MNC対応でブーツ互換が広い。
- 下りを重視するツアラーに最適。
Frequently asked questions
Q: Shift 13 は自分のブーツで使えますか?
A: ISO 5355/ISO 9523/GripWalk/WTR でフルラグがあれば概ね可。低ラグの超軽量ATブーツはスキーモードで噛み合わない場合があります。
Q: Duke PT と比べてどうですか?
A: Duke PT は滑走性能が非常に高い一方、重く操作も複雑。サロモン Shift 13 は登行効率と軽さで優れ、下りも十分に安心感があります。
Q: ブレーキ幅はどう選ぶ?
A: スキーのウェストに近いサイズを選びます。目安はウェスト+0〜15 mm。例:ウェスト102 mm → 110 mmブレーキ。

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