更新日 2026.10.20
スキーレビュー · Rossignol · 26-27 シーズン

Arcade w 82 レビュー

Rossignol Arcade W 82の詳細レビュー:Carbon Beam、レクタンギュラーサイドウォール、Activeフレックス、Xpress、144–176 cm。乗り味、長所と短所、スペック。

スペック5 レングス · タップで切替
ウエスト
82mm
全レングス共通
トップ
132mm
全レングス共通
テール
120mm
全レングス共通
ラディウス
14m
レングスにより異なる · 10–14
1本あたり重量
1800g
レングスにより異なる · 1400–1800

概要

Rossignol Arcade W 82は、Rossignolの2026/27 Arcadeラインの中間に位置するシステムスキーの女性版です。Rossignolはこのスキーを「ピステでの汎用性を再定義する」スキーと説明し、中級〜上級の女性に向けて「レーステクノロジーとフリーライド構造」を組み合わせたとしています。男性用Rossignol Arcade 82と同じ132/82/120 mmの形状ですが、サイズは152–184 cmではなく144–176 cmです。重なる4サイズでは、Rossignolは同じ半径と同じ重量を記載しています。女性版はRossignolの3種類のフレックスの中間にあたるActiveフレックスを採用し、Xpressプレートに搭載されています。

雪上パフォーマンス

Arcade W 80からステップアップしたときの最大の違いは足元です。キャップ構造の代わりにカーボンビームと全長のレクタンギュラーサイドウォールを採用しており、構造から見て硬い雪でのエッジグリップがはっきり向上すると考えられます。半径は160 cmで12 mと短いままなので、自然なターンは高速のロングターンではなく中回りのカービングで、120 mmのテールがターンの後半をしっかり支えるはずです。トップ&テールロッカーがターンの入りを滑らかにし、雪が柔らかくなったりコブっぽくなったときにはずらしも使えます。V-A-Sの減衰とRossignolのLine Control Technologyが落ち着いた滑りを狙っていますが、160 cmで1本1.6 kgと重いスキーではないので、荒れた雪での超高速滑走は得意分野ではありません。82 mmのウエストは、ピステ脇の柔らかい雪でW 80より少し浮力を加えます。

構造とスペックの解説

  • コア:PEFCポプラウッドコア。
  • 補強:足元のCarbon Beam。
  • サイドウォール:Rectangular Full Sidewall。
  • トップシート:Premium Hardtop。
  • プロファイル:Tip & Tail Rocker、足元はキャンバー。
  • サイドカット:Extended SidecutとLCT(Line Control Technology)。
  • 減衰:V-A-S。
  • フレックス:Active、Rossignolの中間のフレックス。
  • 寸法:全サイズで132/82/120 mm。
  • 半径:144 / 152 / 160 / 168 / 176 cmで10 / 11 / 12 / 13 / 14 m。
  • 1本あたりの重量:1.4 / 1.5 / 1.6 / 1.7 / 1.8 kg。Rossignolの表記は「kg/ペア」ですが、数値は1本あたりです。
  • システム:Xpressプレート。ショップのセットではXpress 11ビンディングと組み合わされます。

誰に向くか、競合との比較

Arcade W 82は、パラレルターンを身につけ、重すぎず難しすぎないスキーでより強いグリップと精度を求める中級の女性に合います。Volkl Blaze 82 wと比べると、152 cmでの半径は同じ11 mですが、テールが120 mm(Völklは107 mm)と大幅に広いので、ピステでターンをしっかり仕上げやすく、Völklはフリーライドロッカーと軽い作りで柔らかい雪寄りです。Salomon Stance pro w 82はSalomonのPowerflex Tiメタル層を加えてパワーを高めており、すでに強く踏めるスキーヤーに向きます。Elan Wildcat 83 cはElanの非対称W.Amphibioプロファイルにカーボンを組み合わせた、もう一つのスポーティーなピステ向けスキーです。Rossignolの中では、Rossignol Arcade w 80が柔らかいエントリーモデル、Rossignol Arcade w 84がチタナルと硬めのフレックスを加えたモデルです。

良い点、注意点、結論

良い点

  • カーボンビームとレクタンギュラーサイドウォールで、キャップスキーより明らかにグリップが高い。
  • 短い半径とトップ&テールロッカーで、楽にコントロールできる中回り。
  • 1本1.4〜1.8 kgのほどよい重量。
  • 144から176 cmまでの5サイズ。

注意点

  • 上手なスキーヤーが高速で滑るには重さも硬さも足りない。
  • Xpressシステムビンディングのため、ツアーや他のビンディングは使えない。
  • 82 mmのウエストはまだ主にピステ向けの幅。
  • 上級の女性にはチタナル入りのArcade W 84の方が合う場合がある。

結論: 扱いやすいArcadeのレシピにカーボンと本格的なサイドウォールを加えた、バランスの良い女性用ピステスキーです。初心者段階を卒業した後に長く使えるスキーとして選び、すでに速く滑るならArcade W 84を選びましょう。

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