ON3P Ski Blade — レビュー
ON3P Ski Blade は、99 cm の超ショートなミニスキー。パークや春のザラメ、気軽なクルージングで最大限に楽しい一本です。1.8 mm ベース、2.5 x 2.5 mm エッジ、UHMW フルサイドウォールという本格的な頑丈構造で、一般的な“トイ系”ブレードよりはるかにタフに使えます。
重要ポイント
- 抜群の取り回し: 99 cm と 8.5 m の回転半径でピボット、スラッシュ、ショートターンが軽快。
- 非常にタフ: 厚いベースと太いエッジ、UHMW サイドウォールで耐久性が高い。
- パーク特化: 低スイングウェイトでスピンやバターがしやすい。着地はセンターバランス必須。
- 明確な割り切り: ハイスピード安定性とアイスでの安心感は限定的。一本化には不向き。
雪上性能
- 圧雪: 8.5 m のサイドカットは柔らかいバーンでのタイトターンが得意。実効エッジが非常に短く、アイスでは神経質になりやすいので速度は控えめに。
- 変化雪: ウエスト 100 mm のプラットフォームはザラメや春雪で安定。重い荒れ雪ではフルサイズのスキーより弾かれやすい。
- パウダー: 幅のおかげで数センチなら楽しいが、99 cm では浮力に限界。緩斜面や遊べる地形向き。
パーク & 耐久性
厚いベースとエッジはレールでの消耗に強く、UHMW サイドウォールは打撃に強い構造。スイングが軽くスピンが自然に入り、プレスやバターもしやすい。反面、着地のサポートは短さゆえに少なく、後傾は許されにくいのでセンター意識を。
マウント & セットアップ
- マウント位置: メーカー公表値なし。パーク主体ならトゥルーセンターもしくは強めのセンター寄りが無難。
- ビンディング: 100 mm 前後のブレーキ幅のアルペン用が適合。デモ/可変ビンディングだと共有やスタンス調整に便利。
- 役割: デイリースキーの補完としての“遊び道具”。
仕様の意味
- 118/100/118 mm: シンメトリーで低速安定と柔らかい雪での浮き、スイッチ/パーク適性を強化。
- 回転半径 8.5 m: 俊敏な小回り志向。速度域が上がるほど落ち着きは減る。
- 重量 1.05 kg/本: スイングは軽く、それでいて“玩具感”が少ないしっかりした乗り味。
- ベース 1.8 mm & エッジ 2.5 x 2.5 mm: レールや小ヒットでの耐摩耗性が高い。
- UHMW サイドウォール: 衝撃に強く長寿命。
- ロッカー/キャンバー: メーカー未公表。
- 長さ: 99 cm のみ。
比較
- K2 Fatty (99 cm): ON3P はベース/エッジが厚くサイドウォールも本格的で、より“リアルなスキー”。ハードなパーク運用で長持ち。
- Spruce 120/プレート付きスキーボード: 直進性と速度域は高いが重く俊敏さは低下。ON3P は低速域でより遊べる。
- ショートパークスキー (150–170 cm): 汎用性と安定性は上。ただし即効性のある“楽しさ”はON3Pが上。用途特化の一本。
購入アドバイス
パーク周回やサイドヒット、春のザラメで思い切り遊べる頑丈なミニスキーを探すなら最適。アイスや高速メイン、一本化目的なら他モデルを。
よくある質問
Q: ON3P Ski Blade はどんな人に向いている?
A: パークや低速域で遊べるタフなミニスキーを求める中〜上級者に最適。落ち着いた斜面なら初中級者でも楽しめます。
Q: 硬いバーンではどう?
A: 実効エッジが短くアイスでは信頼感が落ちます。柔らかい圧雪やザラメ、サイドヒットで真価を発揮します。
Q: おすすめのビンディング/マウントは?
A: センター寄りのマウントにブレーキ約 100 mm のアルペンビンディングが◎。デモタイプなら微調整しやすいです。
Q: これ一台で全てこなせる?
A: いいえ。あくまで“遊ぶための補完”に最適。デイリースキーと組み合わせて使いましょう。