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によって Evelien Jansen

Icelantic Natural 101 — 徹底レビュー

Icelantic Natural 101 は、登りの効率と下りの楽しさ・安心感を両立した軽量ツアースキーです。ウエスト101 mm、長めのティップロッカーとわずかにロッカーしたテールにより、森や柔らかい雪で素早くピボットしつつ、山のミックスコンディションでも十分な安定感を保ちます。

主なポイント

  • 遊べるのに落ち着きあり: 軽快なピボットとスメア、重量の割にしっかりしたエッジと減衰。
  • 登攀効率が高い: 軽量だが下りでソワソワしないバランス。
  • 101 mmの汎用性: ソフトでの浮力と、ハードでの扱いやすさの両立。
  • 予測しやすいサイドカット: 19–23 mの回転半径で速度域でも安定。
  • スペック注意: カンバー/ロッカー表記に軽微な不一致、重量の単位(1本/1ペア)も要確認。

雪上での性能

  • パウダー&ツリー: 約31 cmのティップロッカーで素早く浮き上がり、狭いラインでも取り回しが容易。101 mmプラットフォームは浮力を与えつつ、テクニカルな地形でも重たさを感じにくい。
  • 荒れ・締まり雪: フルサイドウォールとグラスファイバー構成で、軽量の割に落ち着いた乗り味。重いフリーライドのように突っ切るタイプではないが、中立・センター寄りで滑れば予測可能。
  • ハード&急斜面: 控えめなカンバーとわずかにロッカーしたテールで、ツアーラインに十分なエッジグリップ。カービング専用ではないが、山の多様な状況にしっかり対応。

登り効率と重量

Natural 101 はロングアプローチでも軽快。メーカー/小売の公称値は「ペア重量」のケースが多く、独立検証では178 cmが約1,578 g/本。超軽量ではなく“軽量×安心感”のクラスで、上りは楽、下りは素直で扱いやすいバランスです。

マウント・シール・セットアップ

  • ビンディング: ATK、Marker Alpinist、Dynafit などのテック系が好相性。滑走重視ならやや強めのテックも◎。
  • マウント位置: 推奨ラインで中立的で安心感あるスタンス。センター寄りの遊びを強く求める場合のみ+1 cmを検討。
  • テール&シール: わずかにロッカーした部分的ツイン風テールはクリップ適合良好。テーパード形状ゆえフィットを要確認。

ビルド品質と耐久性

フルABSサイドウォール、2.2 mmエッジ、シンタードベースで耐久性は堅実。ツアースキーとしては減衰に優れ、Carbonium トップシートは擦り傷にも比較的強い仕上がりです。

比較

  • Blizzard Zero G 105: より軽く硬い分、エッジ保持とトップエンドは優秀。ただし遊びは少なめ。Natural 101 はツリーやミックススノーで楽しい。
  • Black Crows Navis Freebird: 方向性が強くグリップに優れる一方、Natural 101 はよりルースで取り回しが軽い。
  • Atomic Backland 100: さらに軽くルースだが、荒れでは減衰が少ない。Natural 101 の方が落ち着きあり。
  • DPS Pagoda Tour 100 RP: 超軽量でサーフィー。ソフトは抜群だが、硬い/荒れた場面では Natural 101 が安定。

こんな人におすすめ / 合わない人

  • おすすめ: 登りは軽快、下りは楽しく、かつ現実的な安定感がほしいツアー志向のスキーヤー。
  • 非推奨: アイスバーンのカービングや最高速の安定を最優先する人(より硬く重いモデルが無難)。

スペック解説

  • ロッカープロファイル: ティップ約31 cmロッカー+足元カンバー+わずかにロッカーしたテール。ティップロッカーは浮力/ピボット、カンバーはグリップ/反発に寄与。注: メーカーはカンバー2–5 mm、テールロッカー19 cmと表記に揺れあり。
  • サイドカット (132‑101‑117): 先端/足元/テールの幅が浮力・エッジ保持・操作性を規定。101 mmはツアー用途の良い落とし所。
  • 回転半径 (171: 19 m; 178: 21 m; 185: 23 m): 長いほど高速で安定、短いほどターン導入が俊敏。
  • 重量: 178 cmで約1.55–1.60 kg/本(独立計測1,578 g)。公称はペア表記が多い—軽いほど登り易く、重いほど減衰に優れる。
  • 長さ (171/178/185): タイトな地形/低速なら短め、安定性・浮力・オープンテレインなら長め。

よくある質問

Q: Icelantic Natural 101 はゲレンデにも向いていますか?
A: フィットネス周回や春の整地なら快適です。常用ゲレンデ用としては軽さが裏目になり、アイスや混雑バーンでは荒れを拾いやすいです。

Q: 長さはどう選ぶべき?
A: 目安は身長付近。軽量/ツリー中心なら171 cm、万能なら178 cm、スピード/浮力重視や体格大きめなら185 cm。

Q: カンバー/テールロッカーや重量単位を確認できますか?
A: メーカー表記にわずかな不一致があり、重量も1本/1ペアで表記が混在します。最新の技術資料を(A) 取り寄せるか、(B) 各長さごとに1本/1ペアに換算して提示しましょうか?

総評

登りの軽さ・遊び心・実用的な安定感のバランスが秀逸。条件が悪化しても破綻しにくい軽量ツアースキーを求めるなら、Natural 101 は有力候補です。

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