
によって Andrew Ingold
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概要 — Kore X 90 Kore X 90は90mmのウエストを持つオールマウンテン寄りのモデルで、ゲレンデ主体だが時々オフピステも楽しみたい滑り手向けに作られています。チップとテールにロッカー、センターにキャンバーを組み合わせることで、ターンの取りつきやすさとエッジグリップ、リバウンドを両立。一本で幅広い状況をカバーしたい人に適した、扱いやすさと遊び心があるモデルです。
雪上でのパフォーマンス ゲレンデでは軽快でレスポンスが良く、キャンバーがエッジグリップとポップ感を提供します。短い長さはクイックで遊びやすく、長い長さは高速安定性を高めます。荒れた斜面でもコントロールしやすく、浅めのパウダーではロッカーが浮力を助けます。ただし90mm幅は深いパウダーでの浮力は限られ、真のフリースタイルパウダースキーには及びません。
構造、素材、重量について コアはKaruba‑ポプラの軽量材で、マルチレイヤーのカーボンとグラフェンで補強し、剛性と軽さのバランスを取っています。サンドイッチキャップ構造で耐久性とダイレクトな入力伝達を確保。UHM Cのシンタードベースは滑走性と耐久性に優れます。170cmで約1,970g/本という掲載値もあり、長時間の滑走での疲労が少ないのが特長です。
スペックと性能の関係 長さは156、163、170、177、184cm。例:170cmは130‑91‑113、半径約14.7m。チップ約124–136mm、ウエスト約87–95mm、テール約108–117mm(長さにより変動)。細めのウエストはエッジ切り替えが速く、硬雪で優位。長い長さは大きな半径で高速安定性を向上。ロッカーはターン導入と柔らかい雪での浮力を助け、キャンバーはグリップを保ちます。
総合評価 — 向いている人 Kore X 90は中級から上級の滑り手で、一本で多用途に使いたい人に適しています。長所は軽さ、扱いやすさ、バランスの良さ。短所は深いパウダーでの限界と、非常に高速での減衰性能が重いフリースタイル系より劣る点。ゲレンデ主体で時々オフピステに行く使い方に最適です。