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によって Olivia Bennett

Blizzard Zero G 96 レビュー

本気で“1本で何でも”を狙うツアースキーなら、Zero G 96は本命の一つ。96 mmウエストに早めのロッカー(ティップ&テール)+足元キャンバーを組み合わせ、登りの軽快さと下りの安心感を高い次元で両立します。Trueblend Tourウッドコアと足下のアッシュインサートにより、軽量ながらねじれ剛性と落ち着いた乗り味を確保。

ハイライト

  • バランス良いツアー系オールラウンダー:登りは効率的、下りは安定。
  • 5ラディウスサイドカット:小回り〜中大回りまで自然に対応。
  • 重量の割に優れたエッジグリップ:キャンバー+アッシュが硬い雪で効く。
  • 限界:ミラーアイスの専用機ではない/浮力は良好だが100–105 mmには及ばない。

登り

1本あたり約1175–1380 g(長さによる)でテンポよく進み、長いトラバースでもニュートラル。フラットテールはキックターンを助け、ティップノッチでスキンの着脱もスムーズ。

下り – 雪質とスピード

  • ハード/不整:足元のグリップとねじれ剛性がチョークや春雪、ウインドバフで安心感。カービング寄りの丁寧な荷重で真価を発揮。
  • 柔らかい雪:早めに立ち上がるティップでくるぶし〜ブーツ上くらいまでの新雪に十分な浮力。96 mmは林間や狭いルートでも俊敏。
  • 荒れ/再凍結:センターに乗れば軽量のわりに落ち着きは良好。絶対的な速度上限はあるが、この重さとしては優秀な安定性。

ターンフィール

5ラディウス形状は多用途。中回りを得意としつつ、狭い地形では素早く方向転換。フラットテールはコントロール性が高く、引っかかりにくい。

構造と乗り味

  • Trueblend RPET Tour(カバノキ科系の軽量材+ポプラ):軽量でも角の取れたしなやかさ。
  • アッシュインサート:パワー伝達とエッジ保持を強化。
  • 部分サイドウォール:ダイレクトなエッジ感と耐久性を両立。
  • ティップノッチ+フラットテール:スキン運用とキックターンが快適。

サイズとビンディング

  • 長さ:目安は身長前後(タイトでテクニカルなら−5 cm)。多くの人に178 cmが乗りやすく、スピード志向や重装には185 cm。
  • ビンディング:1個250–350 g前後のテック系が好相性。ゲレンデ流用も視野ならやや強めのハイブリッドも○。

比較

  • Blizzard Zero G 88:春のハードバーンでより軽快&精密。浮力と寛容さは控えめ。
  • Blizzard Zero G 105:深雪での浮力と安定感は上。重くなり、氷上のエッジ食いつきはやや後退。
  • Salomon MTN 96 Carbon:やや重くダンピング良好。扱いやすいがキレ味は96ほどではない。
  • Atomic Backland 95:短尺で非常に軽快・遊び心あり。荒れ雪での落ち着きは一歩譲る。

こんな人に

冬〜春を1本で回したいツアラー。固い朝も降雪後も対応したい人に最適。氷主体なら88、降雪優先なら105が適任。

スペック解説

  • ロッカー/キャンバー:ティップ&テール早期ロッカー+足元キャンバー=導入容易・浮力・エッジ保持。
  • サイドカット(ティップ‑ウエスト‑テール):125–127 / 96 / 109–111 mm。ティップの面積で浮力、適度なウエストで俊敏性。
  • 回転半径:18–22 m(長さ別)。安定性と取り回しのバランス。
  • 重量:約1175–1380 g/本。登り効率と軽量級としては優れた下り安定。
  • 長さ:164, 171, 178, 185 cm。地形・速度・装備重量で選択を。

よくある質問

Q: Zero G 96は“1本で何でも”のツアースキー?
A: 多くの人に当てはまります。軽さ・グリップ・多用途性のバランスが秀逸。ミラーアイスや常時ディープなら88/105も検討を。

Q: 氷での性能は?
A: この重さでは優秀。とはいえアイス専用機ではないため、エッジメンテと技術は不可欠です。

Q: 長さの選び方は?
A: 目安は身長。テクニカルな細いラインは短め、スピードや重装は長めが安心です。

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