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著者 Evelien Jansen

2025–26 初心者向けオールマウンテンスキーTOP5

レンタルから卒業するなら、今季の初心者向けオールマウンテンは軽量で操作がやさしく、整地で安心感を与えつつゲレンデの端や柔らかい雪にも対応できる万能選手。ソフトなフレックス、ノーズ/テールのロッカー+足下カンバー、適度なウエスト幅が目印。ビンディング同梱パッケージも多く、導入が安全・簡単です。

「初心者向けオールマウンテン」とは

  • 目的: 整地で簡単にターンしつつ、リゾート内の多様な雪にも無理なく対応。
  • 特徴: ウエスト75–95 mm、ノーズ/テール・ロッカー+カンバー、短~中回り半径、軽い木芯、適度なねじり剛性。
  • 効果: 自然なターン導入、予測しやすいエッジグリップ、上達に合わせて育つ器。

2025–26のTOP5

クイック比較表

モデルウエスト (mm)プロファイル強みおすすめパッケージ
Elan Wingman 78 C / Wildcat 7676–78Amphibio ロッカー/カンバー自然で寛容な切替初心者→初中級、整地メインパッケージ多い
Rossignol Experience 7676ロッカー(ノーズ)/フラットテール+カンバーターン導入が超簡単、コスパ初めての購入、たまに滑る人ビンディング付が多い
Nordica Steadfast 75 (パッケージ)75–80オンピステ・ロッカーとても扱いやすい、軽快慎重な初心者、家族予め取付済みあり
K2 Blur 7979All‑Terrain ロッカー+カンバー切替が速い、軽い、カービング向き整地での練習重視システム付が多い
Salomon QST 9494ロッカー/カンバー/ロッカー安定感と成長余力、遊び心早く上達したい初心者→中級単品販売が主流

1) Elan Wingman 78 C(メンズ)/ Wildcat 76(ウィメンズ)— 総合ベスト

  • 選ぶ理由: Amphibio(非対称ロッカー/カンバー)が自然で寛容なエッジ切替を実現。整地で自信が持て、ゲレンデ脇でも十分楽しめます。
  • 主な仕様: ウエスト76–78 mm、ロッカー/カンバー、短めサイズあり。
  • こんな人に: 初心者で、初中級まで楽しく乗りたい。

2) Rossignol Experience 76 — 価格重視のベストパック

  • 理由: ソフトで軽量、穏やかなロッカー/カンバーで最小限の力でターン開始。初心者向けビンディング同梱が多く価格・導入ともに優秀。
  • 仕様: 約76 mm、ノーズロッカー+フラットテール、ビンディング付が多い。
  • こんな人に: 初めてのマイ板、たまに滑る人のコスパ重視。

3) Nordica Steadfast 75(パッケージ)— いちばん扱いやすい

  • 理由: 入門設計で取付済みオプションも。レンタル以上の安定感と一貫性で安心。
  • 仕様: 約75–80 mm、オンピステ・ロッカー、取付済みパックあり。
  • こんな人に: 慎重派の初心者、家族での使用。

4) K2 Blur 79 — フロントサイド/カービング派に

  • 理由: 79 mmウエストで素早い切替、All‑Terrainロッカーで導入が容易、軽量芯でスイングウェイト低減。短くきれいなターン練習に最適。
  • 仕様: 120‑79‑108 mm、R約13–16 m(サイズにより)。
  • こんな人に: 整地メインで俊敏・カービング寄りの性格が欲しい。

5) Salomon QST 94 — 「成長できる」一本

  • 理由: 幅のわりに軽快で、柔らか雪で遊べて整地でも安定。完全初心者にはややハリがあるが、上達余力は抜群。
  • 仕様: 約94 mm、ロッカー/カンバー/ロッカー、ポプラ芯+繊維減衰。
  • こんな人に: 早く上達し、一本で幅広い状況をこなしたい。

上達を助けるポイント

  • ロッカー+カンバー: ロッカーで入り/抜けが寛容、カンバーでカービング習得時のグリップ確保。
  • 75–95 mmのウエスト: 細い=固いバーンで切替が速い/太い=浮力は増すがピボットは少し難しく。
  • ソフトフレックス+軽量芯: 疲れにくく、ミスしてもシビアになりにくい。

長さ選びの目安

  • 基本: 身長より5–10 cm短い(顎~鼻の高さ)を目安に。短め=扱いやすい・安心、長め=安定するが要求度UP。
  • 最終判断: 身長体重、体力、攻め具合、メインの地形(整地 vs 林・柔らか雪)、成長の見込み。初年度は短め推奨。

ビンディング・DIN・プロ取付

  • 取付とDIN調整は必ずショップで。身長体重、年齢、ソール長、滑走タイプに基づき設定。
  • DINレンジが自分に合うか確認(入門機は概ね3–10)。体格・筋力がある人は高レンジも検討。
  • 毎シーズンと転倒後に点検。心配なら解放テストを依頼。

購入&試乗アドバイス

  • 可能なら試乗を。回頭性/重さ/安定性が自分に合うか1日で見極め。
  • パッケージは価格・互換性の両面で有利。ブーツ規格との適合は要確認。
  • 年数回だけ?レンタルが賢明。頻度が高いなら入門新品や良質中古(ショップ確認済み)を。

メンテナンス

  • ワックス&エッジ: 3~5日滑走ごとにワックス(乾き/スロー感があれば早めに)。エッジは定期的に整える。
  • 保管: 乾燥保管し、オフは薄くストレージワックス。

安全

  • ヘルメット: 認証品を正しくフィットさせて着用。重症化リスクを下げるが、無謀の免罪符ではない。
  • ブレーキと解放: 初滑走前に動作確認。心配ならショップで解放チェック。
  • サイドカント注意: 境界外へは訓練・相棒・アバランチ装備なしで入らない。学習期はゲレンデ内で。
  • レッスン受講は上達と安全の近道。

購入チェックリスト

  • プロ取付&DIN設定。
  • 認証ヘルメット+適切なブーツフィット。
  • 短め/ソフトから開始、可能なら試乗。
  • ワックスとエッジをまめに整備。
  • 装備と訓練なしで境界外に出ない。
  • レッスン予約で上達を加速。
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