家族向けスキー旅行の持ち物リスト:ファミリー版
家族スキーの成功は「快適・保温・安全」が要。正しいレイヤリングで手足を乾いた状態に保ち、年齢別に計画すればストレス激減。この実用ガイドで、出発前の不安をなくし、初日から笑顔で滑り出しましょう。
クイック概要
- レイヤリング最優先。コットンは避け、乾きやすく防水性のある装備を。
- 年齢別(乳幼児/学童/ティーン/大人)に必要品を調整。
- 早めに判断:レンタルか持参か(子どもはレンタルが楽。大人はマイブーツ有利)。
- 予報の急変・移動遅延・濡れ対策に、予備と乾燥グッズを用意。
出発前の準備・書類
- 予約・パス:リフト券、レッスン、レンタルの確認書を印刷/保存。
- 身分証・保険:運転免許/パスポート、健康保険証、旅行保険(緊急手順を確認)。
- 緊急連絡先:スマホ登録+子どもの上着/ヘルメット内にカード。
- 天候・山情報:予報、リフト運行、オフピステ時は雪崩情報。駐車、シャトル、レッスン、託児の動線も把握。
- レンタル・レッスン:繁忙期は事前予約必須。
- フィッティング:ヘルメット・ブーツは可能なら事前フィットを。
ウエア&レイヤリング(最重要)
- 原則:コットンNG。吸湿速乾のベース、保温のミッド、防水透湿のシェルの3層が基本。
- ベースレイヤー:メリノウール/化繊。1日1–2枚目安(洗濯/乾燥計画も)。
- ミッドレイヤー:フリース or 軽量インサレーション(1–2枚)。
- 追加保温:ダウン/化繊ジャケット(寒夜やリフト待ちに)。
- シェル:防水透湿ジャケット&パンツ(シームテープ・ベンチレーション)。
- ソックス:スキー用(ウール/化繊)—滑走日1足+予備1足。
- グローブ/ミトン:防水保温+薄手ライナー。可能なら2セット。
- ネック/ヘッド:ネックゲイター/バラクラバ、ヘルメット(子ども必須・全員推奨)、休憩用の薄手ビーニー。
- ゴーグル&サングラス:雪・フラットライトはゴーグル、晴天/アプレ用にサングラス。ローライト用替えレンズが便利。
- 着込み過ぎ注意:ベンチを開け、レイヤー調整—子どもはすぐオーバーヒート。
スキー/スノーボード用品:レンタル or 持参?
- 基本装備:スキー/ボード、ブーツ、ストック、ビンディング、ヘルメット。
| 対象 | レンタルが有利なケース | 持参が有利なケース |
|---|
| 子ども | 成長が早く最新・適合装備を使える | ブーツが完璧に合う/短距離の自家用車旅 |
| 大人 | 試し履き・航空会社の手数料回避 | マイブーツは快適&操作性向上/好みの板 |
- ブーツの基本:きつ過ぎずタイト。立位でつま先が触れても痛みなし、かかとの浮き最小。
- ヘルメット:水平で快適に密着、ストラップ確実、前後に傾かない。
- ビンディング:体重/レベルに合わせDINをプロに調整してもらう。
- 輸送:パッド入りスキー/ブーツバッグ。飛行機はファスナー施錠推奨。
子ども&ベビー向けの工夫
- 量は多めに:ソックス、手袋、ベースは余分に—濡れるのが早い。
- ウエア:幼児はワンピースが楽。大きい子はシェル+中間保温で可変。
- ID & セーフティ:保護者名/電話のリストバンド、ゲレンデ名と集合場所を書いたカードをポケットに。
- リフト券/レッスン札:外側レイヤーに見えるよう装着。
- チャイルドシート:レンタカーの固定具を事前確認 or 自前持参。
- 移動サポート:短距離はソリ/プルカが便利。ロープ&ブランケットを。
ヘルス&セーフティ必需品
- 日焼け止め&リップ:SPF30+の広域タイプ。朝塗布&昼に塗り直し。
- 水分補給:保温ボトル/サーモス。電解質も携行。
- 救急セット:絆創膏、マメ用パッド、消毒、鎮痛薬、ピンセット、テープ、ガーゼ、抗ヒスタミン。
- 高所&寒さ:初日はゆるく、こまめに水分、アルコールは控えめ。頭痛/めまいに注意。
- オフピステ:ビーコン・プローブ・ショベル+講習/相互救助スキル。迷うならローカルガイドを。
- 保護具:全員ヘルメット。スノーボードはリストガード。子ども/初心者はヒップパッドも有効。
- 家族の非常時動線:山上の待ち合わせ場所を決め、子どもにパトロール/リフト係へのSOSを教える。
交通&車の準備
- 冬用車載キット:スクレーパー、ブラシ、小型ショベル、牽引・脱出用具(マット/チェーン適合サイズ)、ブースターケーブル、けん引ベルト、ライト/ヘッドランプ+電池、毛布、手袋、帽子、高カロリースナック、水、救急。
- 積載:重い物は低く前方へ。スキーはルーフボックス or トランクへ。ルート地図と予約控えは手元に。
- 飛行機:航空会社の規定/料金を確認。ポール/エッジは緩衝材で保護。冬の遅延に余裕を。
メンテ&リペア
- ツール:マルチツール、ドライバー、結束バンド、ダクトテープ、安全ピン。
- 簡易チューン:エッジ用やすり/ストーン、少量ワックス、ミニスクレーパー。使い捨てカイロも。
- ウエア修繕:替えボタン、糸針、ミニ防水シームシーラー。
- 乾燥:携帯ブーツ乾燥機 or 室内ヒーター。新聞紙を詰めて夜間吸湿。
電子機器&快適グッズ
- 充電器&モバイルバッテリー:寒さで容量低下。内ポケットで保温。
- カメラ/GoPro:ヘルメット/チェストマウント、予備メモリ&バッテリー(未使用時はポケットで保温)。
- 移動の暇つぶし:イヤホン、タブレット。
- ナイト/アプレ:快適着、グリップの良い防水スリッパ/シューズ。
- デイパック:行動食、予備レイヤー、水、日焼け止め、ミニ救急、スマホ、地図。
宿泊&便利アイテム
- ブーツトレー&タオル:床を保護し雪だまりをキャッチ。速乾タオル。
- 乾燥ソリューション:折りたたみ物干し、クリップ/ロープ。濡れ物用の防水バッグ。
- 洗濯:トラベル用洗剤。
- 軽食&食品:朝食用ベーシック、プロテイン系おやつ、インスタントコーヒー/紅茶。
- 夜用:小型ナイトライト、魔法瓶、相部屋用の耳栓。
パッキング戦略&整理術
- パッキングキューブで人別・日別に仕分け&ラベリング。
- マスターリスト+前日チェック(チケット、財布、スマホ、子ども用IDバンド、日焼け止め)。
- すぐ出せる場所に必需品:手袋・ゴーグル・帽子を機内/車内バッグへ。
- 子ども用品は全て名前/電話で明記(ライナーやヘルメットに)。
- ウェットバッグ運用:使用後のベース/ソックスを防水袋へ。
例:4日間家族旅行の要点チェック
- 大人(1人あたり):ベース×2、ミッド×1、保温ジャケット×1、シェル上下、スキー靴下×3、グローブ×2、ヘルメット、ゴーグル、サングラス、ブーツ、板/ストック or レンタル予約、洗面用品、常備薬。
- 学童:ベース×3、靴下&手袋は余分に(3セット)、スノースーツ or シェル+中綿、ヘルメット、ゴーグル、暖かいパジャマ、IDリストバンド、寝具となるお気に入り。
- 乳幼児:スノースーツ×2–3、暖かい帽子、クリップ付きミトン、ベビーカー用レイン/スノーカバー、十分なオムツ/おしりふき、ブランケット、ミルク/離乳食、携帯ナイトライト。
- 共有:救急セット、日焼け止め、ブーツ乾燥機/新聞、モバイルバッテリー、カメラ、リペアキット、ブーツバッグ。
- 車用非常キット:スコップ、スクレーパー、牽引ロープ、ブースターケーブル、毛布、ライト、スナック、水、チェーン/トラクションマット、救急。
ありがちミス&即解決
- コットンを詰めた:メリノ/化繊に変更。
- 薄い手袋1組だけ:スペアを追加。
- レンタルを当日頼み:事前に予約。
- ブーツ未フィット:プロの試着を。足が温かい時にチェック。
- 子ども用品が無記名:ダクトテープ+油性ペンで名前と電話を。
安全のDo & Don’t
- Do:ヘルメット&適切なアイウエアを着用。
- Do:天気・リフト・(必要なら)雪崩情報を確認。
- Do:はぐれた時の行動と集合場所を共有。水と行動食を携行。
- Don’t:訓練と装備なしでオフピステに行かない。
- Don’t:高地の紫外線を侮らない—SPFを塗り直す。
- Don’t:飲酒して滑らない。
FAQ
- 何枚重ねる?ベース+ミッド1–2+シェル。最寒日は保温ジャケット追加。
- 子どもにヘルメットは?はい。レッスンで必須のことも多く有効。
- 暖かく保つコツ?手足を乾かす、カイロ、室内休憩、幼児はソリ移動も活用。
- ブーツはレンタル?持参?完璧に合うなら持参。そうでなければレンタルで手間軽減。
- 高山病対策?水分、睡眠、初日は控えめ。悪化時は医療機関へ。
まとめ
年齢別の印刷用チェックリストや週末版/1週間版も作成可能。出発準備タイムライン:48時間前(レンタル/レッスン確認)、24時間前(荷造り・車準備)、出発2時間前(チケット、SPF、充電器/バッテリー、子ども用リストバンド)。
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