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著者 Olivia Bennett

完全版 スキー旅行の持ち物リスト

ゲレンデ初心者から上級者、バックカントリー志向まで役立つ、暖かく安全でスマートに滑るための実践的なパッキングガイドです。

荷造り前の計画と安全確認

  • 山の天気・道路状況、オフピステに行くなら雪崩情報を必ず確認。危険度が高い日は予定変更や安全なプランへ。
  • レンタル、レッスン、駐車場は早めに予約。繁忙期はすぐ満席に。
  • 書類と保険:身分証、予約確認、リフト券/パス(電子可)、健康保険証、必要ならウィンター向け旅行保険。
  • 行動計画を家族/友人に共有(ルート・目的地・帰着予定)。スマホ満充電、僻地は衛星通信端末/PLBも検討。

ウェア:レイヤリングの基本

  • 基本は「ベース+ミッド+シェル」。吸湿速乾のベース、保温ミッド、耐水透湿シェル。綿は避ける。
  • ベース:メリノまたは化繊(長袖・タイツ)。
  • ミッド:軽量フリース/ソフトシェル;休憩や極寒用に薄手インサレーション。
  • シェル:耐水透湿ジャケット+パンツ。湿雪にはシームテープが有効。
  • ソックス:中厚のスキー用を1–2足(綿は不可)。
  • グローブ:保温・防水。薄手インナー、厳寒はミトンを。
  • ネックゲイター/バラクラバ、薄手ビーニー/ヘルメットライナー。
  • 目の保護:ゴーグル(天候に合うレンズ)+サングラス。可能なら替えレンズ。

ブーツ・スキー・ビンディング:持参かレンタルか

ブーツのフィット感が最重要。スキーを借りる場合でも可能なら自分のブーツを。

選択肢メリット注意点
ブーツ持参最良のフィットと操作性重量/航空会社規定;機内持込も可
スキーをレンタル荷物の手間が減る;条件に合う板事前予約;在庫状況
スキー持参慣れた乗り味;自分でチューン可受託手数料;先端・テール保護
取付金具を外す(飛行機)省スペース・破損リスク低減航空/ショップ規定を確認

コツ:出発前にチューン&ワックス。パッド入りバッグで板を固定、先端/テールとストック先端を保護。

安全装備:ゲレンデとバックカントリー

  • ヘルメット:適切にフィットし、あご紐を確実に。
  • バックカントリー:ビーコン(身に着ける)、プローブ、ショベル+使い方の訓練。グループレスキューを反復練習。遠隔地ではエアバッグ、ヘッドランプ、簡易修理キット、緊急シェルターも有効。

応急処置・体調管理・日焼け対策

  • 救急セット:マメ対策、絆創膏、消毒シート、痛み止め、テープ、ピンセット、常用薬。僻地は拡張セットを。
  • 水分と補給:保温ボトル/断熱チューブ、高エネルギーで塩味のあるスナック。脱水予防は疲労や高所順化に有利。
  • 紫外線:SPF30–50の日焼け止めとリップ。昼に塗り直し。

デイパックの必携(20–35L)

  • 水、スナック、日焼け止め、サングラス、替えインナーグローブ、軽量ミッドレイヤー、地図/スマホ、ヘッドランプ、簡易リペア(マルチツール・スキーストラップ)、小型救急。
  • ツアー時:ビーコン/プローブ/ショベルは専用ポケットへ。遠隔地:コンパス/高度計、追加食料、PLB/衛星端末、ビビィ/エマージェンシーシート。

旅の段取りとフライト対策

  • 機内持込に保険:書類、薬、替えのベースレイヤーと靴下、グローブ、ゴーグル、電子機器—万一スキーバッグが遅れても安心。
  • スキー/ブーツバッグ:パッド入りで先端・テール保護、ポールは包むかスリーブ、内外に名札。キャスター付きは移動が楽。
  • 航空会社ごとに重量/料金が異なる。スポーツ手荷物は事前手配を。
  • 装備の保護:板をバンドで束ね、ビンディングをクッションで包み、柔らかい衣類を外壁との間に。

電子機器と通信

  • 予備バッテリー/モバイルバッテリーを携行し、寒さから守る。アクションカムと予備メモリも便利。僻地は衛星通信/PLBを。

リペア&メンテ

  • マルチツール/スキーレンチ、ダクトテープ、予備ネジ/結束バンド、ドライバー、替えバスケット、スキーストラップ。長旅は小型やすりと万能ワックスも。

アフタースキー・宿・快適アイテム

  • 楽な靴、カジュアルウェア、水着、トラベル洗剤、コンパクトタオル、耳栓・アイマスク。ブーツ乾燥機があると快適。ライナーと靴下は夜に乾かす。

子ども・初心者・特記事項

  • 子ども:予備レイヤー、替え手袋、ヘルメット、子ども用日焼け止め、好きなスナック、待ち時間の遊び。
  • 初心者:レッスン推奨、まずはレンタルでサイズ失敗を防止、重ね着多め—疲れやすく冷えやすい。

荷造りの工夫とタイムライン

  • ハック:衣類はロール、パッキングキューブ、靴下は手袋に、細かい物はジップ袋、壊れ物は中央、連絡先をポケット/タグに。圧縮袋は重量に注意。
  • スケジュール:
    • 7–14日前:予約確認、レンタル可否、スポーツ手荷物規定、レッスン/駐車手配。
    • 3–4日前:板/ボードのチューン、電子機器の充電、書類/保険の準備。
    • 前夜:機内持込の必需品を準備、天気/道路/雪崩を再確認、行動計画を共有。

簡易マスター・チェックリスト

身につける/機内持込

  • 身分証、チケット/予約、財布、スマホ+充電器、薬、小型救急、替えベース、ゴーグル、サングラス、薄手手袋、スナック、モバイルバッテリー。

受託手荷物/スーツケース

  • シェル上下、ミッドレイヤー、予備ベース、替えソックス、アフタースキー用ウェア、洗面用具、ブーツ乾燥袋、マルチツール、トラベル洗剤。

スキーバッグ/ボードバッグ

  • スキー/ボード(先端保護)、ポール(先端カバー)、ヘルメット(機内でも可)、ビンディング固定または取り外し、外層ウェア(規定次第)。内外に名札。

デイパック(山上)

  • 水、スナック、日焼け止め、サングラス、ゴーグル、替えインナーグローブ、ヘッドランプ、リペアキット、救急、地図/スマホ、(ツアー時)ビーコン/プローブ/ショベル。

最後の安全&マナー

  • 常にコントロールして滑り、表示とクローズに従う。ヘルメット着用、バックカントリーはバディで。オフピステへ行くなら公式の雪崩講習と定期的な救助練習を。
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